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おすすめの抱っこ紐の選び方を紹介

ママと抱っこひも

日常生活のさまざまなシーンで活躍する抱っこ紐は、育児に欠かせないアイテムです。しかし、抱っこ紐は種類も豊富なため、生活スタイルや活用シーンに合わせてどのように選べばいいか迷ってしまうというご家庭も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、抱っこ紐の種類と、おすすめの選び方について紹介します。先輩ママ・パパのリアルな意見を参考に、赤ちゃんも保護者も心地良く使える抱っこ紐を見つけてください。

抱っこ紐とは?

抱っこひもを使用している親子

抱っこ紐は、保護者の腕、肩、腰への負担を軽くするとともに、赤ちゃんが心地良い状態で安全に抱っこをすることができる育児アイテムです。簡易的な紐タイプのものから機能性のあるキャリータイプまで、さまざまな種類があります。まずは、抱っこ紐とはどのようなものか見ていきましょう。

抱っこ紐の使用シーン

抱っこ紐は、赤ちゃんとのお出かけ時だけでなく、寝かしつけをする際にも便利です。また、保護者の両手が空くため、荷物を持ったり、家事などを行いながらあやしたりすることができます。ベビーカーが使えない場所や、電車やバスといった公共機関での移動などにも活躍します。

抱っこ紐の使用期間

抱っこ紐の使用期間は、商品によってそれぞれ異なりますが、新生児期から4歳くらいまで使えるものもあります。ただし、新生児は首がすわっていないので、ヘッドサポートのない縦抱きタイプは赤ちゃんの体への負担が大きく、避けたほうが無難です。
保護者が前かがみになったときに抱っこ紐から赤ちゃんがすり抜けて転落したり、抱っこしている保護者の体に顔が押し当てられて気道をふさいだりといった事故が起こるケースもあるため、メーカーが設定している使用月齢や体重に合った抱っこ紐を使いましょう。

抱っこ紐はいくつ必要?

さまざまなメーカーからたくさんの種類が販売されている抱っこ紐。最近は、用途や使用シーンに合わせてメインとサブの使い分けをするご家庭も増えています。
「通気性のいい素材のものを夏場の抱っこ用に購入した」「歩くようになって、抱っこの回数が減ったので持ち運びしやすいコンパクトな抱っこ紐が必要になった」「毎日使うものだから、洗い替え用に」「外出用はしっかりしたものを、自宅で使うものは簡易的なものを」といった理由から、複数の抱っこ紐を購入している方も少なくありません。

抱っこ紐の主な種類

タイプ別抱っこひも

抱っこ紐には、大きく分けて6つのタイプがあります。それぞれの特徴と使い方について比較してみましょう。

縦抱きタイプ

縦抱きタイプ

縦抱きタイプの抱っこ紐は、赤ちゃんが保護者の胸元にくっつくように包み込み、足を抱っこ紐の両サイドから出して立ったような状態で抱っこできるものです。
縦抱きタイプの良さは、肩のベルトと腰のバックルで赤ちゃんを支えられ、抱っこする保護者にかかる体の負担が少ないこと。赤ちゃんをしっかりホールドできるため安定感もあります。
また、成長度合いにもよりますが、比較的長く使えるものが多く、経済的な点も人気の理由のひとつ。前向き抱っこをしたり、おんぶをしたりと、多様な使い方ができるキャリータイプが現在の主流です。

ただし、つくりがしっかりしていて多機能な分、着脱には時間がかかることも。また、持ち運ぶ際にはあまりコンパクトにたためないものが多いため、荷物になってしまうこともあるでしょう。

横抱きタイプ

横抱きタイプ

新生児から使えるのが横抱きタイプの抱っこ紐です。赤ちゃんの首から頭にかけてパッドですっぽりと包み込み、まだ首も腰もすわっていない不安定な体をしっかりと守ってくれます。
横抱きタイプには、横抱き専用のものだけでなく、成長に合わせて首がすわってずっしり重くなる頃には、縦抱きやおんぶへの移行が可能になる兼用タイプもあります。

注意点として、横抱きタイプ着用時も、保護者は赤ちゃんの体を支える必要があり、両手がフリーになるわけではありません。産後間もないママ・パパの不慣れな横向き抱っこをサポートしてくれるお助けアイテムとして、室内での利用や短時間での利用がメインになります。

スリングタイプ

スリングタイプ

1枚の布をハンモックのように使って赤ちゃんを包み込むスリングタイプの抱っこ紐は、密着感があり、たためばかさばらず、荷物になりません。車やベビーカーでの移動が多いご家庭は、サッと使えてコンパクトにたためるスリングタイプは重宝するでしょう。縦抱きや横抱きができるキャリータイプに比べてがっちり感もないため、ファッションを選ばない手軽さも魅力です。

注意点としては、赤ちゃんを包み込む際に赤ちゃんの首や足などに負担がかかっていないか、自然な丸みのある姿勢で抱っこができているかを随時チェックする必要があること。また、保護者の片方の肩だけに赤ちゃんの体重の負荷がかかりやすいというデメリットもあります。

ラップタイプ

ラップタイプ

ラップタイプの抱っこ紐は、大きな布を大人の体に巻きつけて、布と体の隙間に赤ちゃんを入れて抱っこします。布の面の部分で体を支えて包み込むことで赤ちゃんを安心させ、リラックスさせる効果も期待できます。また、保護者の肩や腰へ赤ちゃんの重さが分散されるため、どこか1ヵ所に体の負担が集中しにくいというメリットも。なお、ラップタイプには形状が決まっているものと、一枚布を巻きつけるタイプの2種類があります。
スリングに比べて密着性が高い一方、素材によって夏場は蒸れて汗だくになってしまうこともあるため、通気性が高いものを選ぶのがおすすめです。また、一枚布の場合は、慣れるまで着脱に時間がかることもあります。

おんぶ紐タイプ

おんぶ紐タイプ

赤ちゃんを背中に背負うときに使うのが、おんぶ紐タイプです。昔は一本の紐をたすき掛けにしておんぶしていましたが、現代は抱っこ紐と同じ感覚で装着できるものが登場しています。赤ちゃんが寝たときに不安定にぐらついてしまう頭を支えるプロテクトガードがあったり、クッション性のある幅広い肩紐で重さを分散できたりと、紐に比べて安心感があります。

おんぶ紐タイプの良さは、なんといっても保護者の両手がフリーになること。赤ちゃんをあやしながら家事や作業を進めたいときなどは、抱っこ紐よりも体の前が空くおんぶ紐タイプのほうが、自由がきいて使い勝手が良いでしょう。また、おんぶからの赤ちゃんの下ろしやすさも使いやすさのポイントです。なお、おんぶ紐タイプの抱っこ紐は、赤ちゃんの首が完全にすわってから使用します。おんぶ中は赤ちゃんの様子を保護者が見ることができないため、注意が必要です。

ヒップシート

ヒップシート

ヒップシートは、最近注目されているアイテムです。赤ちゃんのお尻を乗せる台座がついたタイプの抱っこ紐で、着脱の手間が少ないため、赤ちゃんを抱っこしたり、降ろしたり…の繰り返しが多くなる時期に重宝します。このヒップシートには、大きく下記の3種類があります。

・腹巻きタイプ
腹巻きタイプは、いわゆるウエストポーチのような見た目で、保護者の腰に巻きつけて使うものです。このタイプのメリットは、肩に負担がかからないこと。赤ちゃんの体重が増え始め、腕力だけで抱っこするのがきびしくなってきた頃に活躍します。サッと抱き上げて台座部分に乗せれば、赤ちゃんの体を安定させながら抱っこすることが可能です。
ただし、腹巻きタイプは手で赤ちゃんを支える必要があるため、腰がすわっておすわりできるようになる生後6ヵ月頃からが使用の目安です。

・肩掛けタイプ
肩掛けタイプは、腹巻きタイプに肩紐がついたものです。肩よりも腰がつらい方や、よく動く赤ちゃんで腹巻きタイプでは支えるのが不安な方におすすめです。肩と腰を使って安定して赤ちゃんを支えられる上、負荷が分散されるため、保護者の体への負担もやわらぎます。なお、肩掛けタイプのヒップシートも、赤ちゃんの腰がすわってから使用します。

・キャリアタイプ
キャリアタイプは、抱っこ紐との一体型で、座面部分がヒップシートになるものです。新生児期には縦抱き抱っこ、腰がすわってからヒップシートとして成長に合わせて長く使うことができるというメリットも。機能面でもコンパクトに収納できるタイプもあります。

抱っこ紐選び、先輩ママ・パパはどうした?

笑顔の親子

抱っこ紐にはたくさんの種類があるため、どのタイプが使いやすいのか悩むという声も多いもの。先輩ママ・パパたちも、手に入れた抱っこ紐に後悔してしまったケースも少なくないようです。リアルな反省の声を、購入時の参考にしてみてください。

デザインが好みで海外メーカーのものを選んだけど、体格に合わなかった

体格に合わなかった抱っこひも

海外メーカーの抱っこ紐は、カラーも豊富でデザイン性の高いものが多く展開されています。しかし、海外メーカーの抱っこ紐は、比較的大きめなつくりになっているため、小柄な日本人女性の体格にはフィットしないことも。見た目やデザインも大切ですが、毎日使うことを考えて体型に合ったものを選ぶといいようです。

プレゼントされた人気モデルで腰痛が悪化。途中で泣く泣く買い替えた

腰痛のママ

抱っこ紐は、プレゼントにも最適な一品。しかし、いかに人気のモデルといえども、合わない抱っこ紐を使い続けていると、腰痛や肩こりの原因になることも…。一度試着して自分の体に合ったものをリクエストしておくことをおすすめします。

季節を考えずに購入したら、産後の体型とも相まって見た目がボリューム倍増に

ボリューム満点ママ

赤ちゃんを安全に支えるためのパッド入りの抱っこ紐は、しっかりとしたつくりのものが主流です。特に冬は、保護者の着衣も厚みのあるものになる上に、コートなどを羽織ります。産後の体重増加も相まって、「抱っこ紐を装着すると、まるでビッグサイズのチャーシューのような状態になってしまった」という声もありました。

ママの好みで買ったら、パパに合わず…2本目を追加購入することに

パパも積極的に育児参加をする時代、抱っこ紐を使うのはママだけではありません。ママ好みのかわいらしいデザインを選んだ結果、体格が良くて大柄なパパには見た目だけでなく、サイズも合わず、あらためてパパ専用の抱っこ紐を買い直したというケースも。ママだけでなくパパにも事前に抱っこ紐を試着してもらい、双方が使いやすいものを選びましょう。

抱っこ紐を選ぶ際のポイント

笑顔の夫婦と赤ちゃん

自分に合った抱っこ紐を選ぶには、どのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。主に下記の4点をチェックしましょう。

使用する月齢と使用期間

抱っこ紐は、メーカーやモデルによって使用できる月齢や耐荷重が決まっています。いつからどれくらい使用するのかを考え、月齢や想定する使用期間に適した抱っこ紐を選びましょう。

使う人にとっての操作性、安心感

「着脱が楽」「機能性が良い」と評判の抱っこ紐でも、使い勝手は人それぞれです。「肩や腰に負担が少ないものにする」「簡単に装着できるものにする」など、頻度や使用時間などをイメージして試着し、使用者にとっての操作性や安心感を確認してください。

使用するシーン

抱っこ紐は、お出かけ、家事の合間、寝かしつけなど、目的によって選び方は異なります。抱っこ紐でのお出かけがメインの場合は装着がしやすく安全性の高いものを、ベビーカーと併用する場合は持ち運びやすく軽量なものをといったように、使用するシーンに合わせて選びましょう。

素材や機能性

赤ちゃんにとって居心地のいい場所にするには、抱っこ紐の素材も重要です。春や初夏生まれで、暑い真夏に初めてのお出かけが想定される場合、通気性が良い素材の抱っこ紐のほうが赤ちゃんも保護者も快適です。
また、「ちょっとしたものが入れられるポーチがついている」「コンパクトにたためる仕様になっている」「丸洗いができる」といった機能があるかもチェックします。