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個別指導塾選びに役立つ基礎知識やポイント
個別指導塾では、1対1または1対2形式で先生が自分だけのオリジナルカリキュラムに沿って指導してくれるので、集団指導と比較して丁寧なサポートを受けることが可能。定期テスト対策はもちろん、受験や内部進学など幅広いニーズに対応しています。
しかし、その分、集団指導塾よりも料金が割高になってしまうという側面も…。学習塾選びで料金は重要なポイントの一つです。
そこで、当サイトでは、個別指導塾選びに役立つ基礎知識やポイント(料金や評判、特徴など)を詳しくご紹介します。あなたの個別指導塾の選び方の参考にしてみてください。
集団塾と個人指導塾のメリットを比較し、どちらのタイプが向いているのか見ていきましょう。
項目 | 個別指導塾 | 集団進学塾 |
---|---|---|
カリキュラム | 生徒の学力・目標・個性に合わせたオリジナルカリキュラム | 入念に作り込まれた年間カリキュラム |
時間割 | 自由に選べる | 決まっている |
講師 | 選択制で相性の良い講師から指導が受けられる | アルバイトではなくプロ講師から指導が受けられる |
学習環境 | 気軽に質問しやすい | ライバルと切磋琢磨できる |
授業料 | 割高 | 割安 |
個別指導塾がおすすめの理由
個別指導塾は、集団指導塾のように事前にカリキュラムが設定されていないので、生徒一人ひとりの学力・目標・個性を加味したオリジナルカリキュラムのもと柔軟に学習できます。また、時間割も自分で自由に設定できるので、クラブ活動や習い事で比較的忙しい生徒でも無理なく勉強できるのが特徴です。
授業は、相性の良い講師から指導してもらえるので高いのでモチベーション高く学ぶことが可能なうえ、マンツーマンなので周囲を気にせず質問可能。苦手科目が多い、勉強に苦手意識があるというお子さんでも気後れせずに勉強に集中でき、学んだことをその場で理解・解決できます。
また、最近ではプロ講師が在籍する教室も増加しており、昔と比較するとレベルの高い指導のもと効率よく学べる環境が整ってきました。
授業料は、1人または2人で講師を独占するため、大人数で受講する集団指導塾と比較すると割高料金となる傾向にあります。
ですが、コマ数や学ぶ科目数によって大きく異なってくるため、「苦手科目は個別」「得意科目は集団」というように使い分けて受講するのもおすすめです。
集団塾より個別指導塾の方がよいケース
- クラブ活動や習い事と両立したい場合
- 苦手科目が多く、勉強に苦手意識がある場合
家庭教師との違いを特徴や料金(授業料)で比較
項目 | 個別指導塾 | 家庭教師 |
---|---|---|
カリキュラム | 生徒一人ひとりに合わせたカリキュラム | |
時間割 | 自由に選べる | 自由に組めるが講師のスケジュールが優先されるケースもある |
講師 | 研修を重ねた質の高い講師の中から選べる | 質にバラつきがあるが、一流講師もいる |
学習環境 | 専用の自習室も完備 | ストレスフリーの自宅 |
授業料 | 割高 | 高い |
カリキュラムで比較した場合、どちらも生徒個人の学力や目標に応じて柔軟に作成されるため、ムリ・ムダのない学習が可能ですが、時間割は複数の生徒を抱えている講師だと、スケージュルの都合で自由に選べないことがあります。
講師の質は個別指導塾のほうが研修プログラムが充実しているため、家庭教師と比較して一定以上の質は確保されています。
もちろん、家庭教師の中にも実績および経験豊富な一流講師が存在していますが、学費はその分高額な傾向にあります。
学習環境で比較してみると、個別指導塾は自習室完備により自宅で勉強に集中できない人でも自主学習に専念できる環境が用意されています。
一方、家庭教師の場合はストレスフリーな自宅で勉強できるため、家でも集中して勉強できる人にとっては通塾の手間もなく快適に勉強できます。
授業料で比較して見た場合は、交通費などの料金も含まれて家庭教師の方が比較的高めに設定されている傾向があり、1コマ当たり4000円から5000円のところが一般的な相場のようです。
また、個別指導塾の中には1対1あるいは1対2かを選択できる教室が多く、1対2の方が比較的料金が安いです。そのため、個別指導塾なら予算に合わせて指導形態を選択できるというメリットもあります。
家庭教師ではなく個別指導塾が選ばれる理由
個別指導塾と家庭教師は、講師からマンツーマン指導が受けられる点では共通していますが、生徒によっては学習効率の点で違いが生じます。まず、家庭教師は自宅で学習できるため個別指導塾のように通学時間を節約可能ですが、オフの時間を費やす空間だからこそ生徒によってはモチベーションの維持が困難になりがちです。
個別指導塾のように教室に通学して学ぶことはオン・オフを明確に切り替えられると同時に、授業時間以外は自習室にこもって予習・復習が可能なので、自宅学習と比較してメリ・ハリのある質の高い勉強が行えます。
また、家庭教師は1人で複数の教科を指導するケースが多いですが、個別指導塾では各教科にスペシャリストを配置している教室が多く、理解もより一層高まります。
さらに、受験データや最新の入試傾向といった情報力が高いのも個別指導塾の強みであり、家庭教師と比較して効率よく受験対策できるメリットもあります。
家庭教師より個別指導塾の方がよいケース
- 各教科ごとにプロ講師から質の良い指導を受けたい場合
- 自宅では集中して勉強できない場合
- 受験対策の充実した指導を受けたい場合
実際の利用者からの評判は?
実際に個別指導塾に通っている生徒の声を聞いてみると、この少数授業をメリットに挙げる生徒が多いようです。
- フレンドリーだった
- 友達のように接してくれた
さらに、授業についても、理解するまで教えてもらえることを個別指導塾のメリットと感じている生徒も多いようです。
- 集団授業では質問しづらいが、個別指導塾なら遠慮なく質問できる
- わからないことがあれば、授業中であっても気兼ねなく質問することができる
- わかりにくいところも繰り返し理解できるまで教えてくれる
分からないことをそのまま放置してしまうとその先も理解することができず、勉強のやる気がなくなってしまうといった悪循環に陥ってしまいます。
少数授業の個別指導塾であれば、気兼ねなくいつでも質問することができ、しかも理解するまでとことん教えてくれるため、こういった悪循環を回避できます。
また、個別指導塾側としても、生徒一人ひとりの顔が見えるため、生徒ごとの性格や得意な科目、不得意な科目を把握することができます。
なかには、やる気が落ちている生徒や悩んでいる生徒がいれば、講師がすぐに気がついて相談に乗ってくれるといった、きめの細かい指導を行うことができます。
これは生徒にとっても大きなメリットといえます。
また、保護者の評判を聞いてみると、個別指導塾への入塾前と比較して子供の顔が変わった、見事志望校に合格できた、といった感謝の声が多く寄せられています。
- 子供が塾にいくことを楽しみにしている
- 楽しそうに勉強するようになった
- 難しいと思っていた学校に合格できた
- 子供に勉強する習慣が身についた
また、なによりも「勉強は楽しいもの」といった価値観を子供が理解したことを実感している保護者が多いようです。
勉強そのものだけではなく、勉強は楽しいという価値観を身につければ、自宅学習も自ら進んで行うようになり、自ずと成績が上がっていくことでしょう。
このような勉強に対するポジティブな意識を身につけられるのも個別指導塾の魅力の一つではないでしょうか。
人気の高い個別指導塾の見極め方
実績データが明確か
難関校への合格実績はもちろん、どれだけ生徒の成績が上がったのかデータをきちんと公表している個別指導塾は人気があります。特に曖昧な表現ではなく、数値など具体的な実績をあげている個別指導塾は信頼が持てます。
なお、個別指導塾は沢山の教室が展開されているので、生徒が通うことになる教室の実績を確認することが重要。
大手の場合、フランチャイズ展開している個別指導塾も少なくなく、教室によってバラつきがあるからです。
教室の雰囲気や講師の数
個別指導塾では大学生講師のブラックアルバイトとしてニュース等でも注目されたことがあります。そういった劣悪な環境下で働く講師は疲弊しており、雰囲気もあまりよくありません。 また、講師の数も不足しがちで、講師も変わる頻度が非常に多い。
やはり、個別指導塾はお気に入りの先生から長く指導してもらうことが、成績が上がりやすい傾向にあります。
人気の高い個別指導塾は講師の労働環境もよく、長く在籍している人も多いです。
体験授業などでは教室の雰囲気や講師の働きぶりもしっかりと確認することをおすすめします。
学費などの料金体系が明確
個別指導塾の授業料は高くなりがち。しかし、最初から料金体系が明朗会計で分かりやすければ、保護者も不満はありません。
人気の高い個別指導塾は決してすべての教室が安い訳ではなく、納得価格で学費に見合った指導を行ってくれているかどうか。
授業料単価が安い個別指導塾でも、オプションなど後から追加で費用を請求されることもあります。
この場合、安い学費で個別指導塾を選んだのに、結果的に予想以上の費用負担が生じることも珍しくありません。
月額いくら生じるのかを簡単に見積もることができる、シンプルな料金大家の個別指導塾は顧客満足度も高く、人気があります。
個別指導型の学習塾の選び方!5つの重要ポイント
決められないからといって、知り合いの子供が通っているとか、子供の友達が比較的多く通っていて同じ個別指導塾に通いたがっているといった理由で選ぼうとしてはいないでしょうか?
また、月謝が安いとか自宅から比較的近いといった環境的なものや、有名校の合格率が高いといった理由も個別指導塾の選び方としてあるかもしれません。
しかし、これらの理由は悪くはないのですが良いともいい切れません。
というのも、塾に通うのはお子さんなので、お子さんが「ここなら継続して通いやすい」、「成績もあがりそう」と思うような塾を選ばなくては意味がないため。
この2つを同時に感じることができる塾を見極めるためにも、資料請求はもちろんのこと、学習相談会や体験授業などへ積極的に参加して各個別指導塾の特徴を比較し、見極める必要があるのです。
選び方1.講師を比較して選ぶ
個別指導塾選びでもっとも重要なポイントは、講師です。プロの講師なのか、現役大学生のアルバイト講師なのか、親身になって生徒たちの質問に答えてくれるのかなど、講師がどのような人物なのかを見極める必要があります。
プロの講師だからよい、大学生のバイトはダメということではありません。
当然ですが、プロの講師のほうが経験豊富で指導力は上かもしれません。しかし、大学生のバイトのほうが子どもたちと年齢も近く懇切丁寧に指導してくれたり、生徒とのコミュニケーションが円滑な場合もあります。
重要なのは、講師と生徒の相性です。体験授業に参加してみて、どのような講師がどんな授業をしてくれるのか実際に見てみると良いでしょう。
選び方2.授業時の人数を比較して選ぶ
個別指導塾の定義としては平均的に授業時の生徒の人数が1~5人以下と言われることが多いのですが、講師と生徒が1対1の個別指導塾もあれば、1対2あるいは1対3という教室もあります。もちろん、1対1の方が1人にかける指導時間も長くなり、生徒にとっては丁寧な指導を受けることができます。
その一方で、生徒が少ないほど月謝が高くなりますので、予算とのバランスを重視しましょう。
大手個別指導塾が採用する巡回式の指導法もありますが、学習方法が分からない人は手取り足取り指導してもらえる1対1、あるいは1対2の指導法がおすすめです。
選び方3.授業内容を比較して選ぶ
個別指導塾では、オーダーメイド・カリキュラムと言われる授業を受けることができます。これは生徒一人ひとりの理解度や目標によって、カリキュラムを決め、生徒のペースで学習を進めることができるシステムです。
このオーダーメイド・カリキュラムによって、学校では理解できなかった内容を理解することが可能か、把握しておくとよいでしょう。
また、どの程度まで授業を止めて質問することができるのかという点も重要です。
個別指導塾では、1対1、1対2といった少人数での授業ですから、生徒が理解するまで質問することが大きなメリットです。
質問がどこまでできるのか、親身に回答してもらえるのかといった点も事前に確認しておくとよいでしょう。
選び方4.授業料を比較して選ぶ
個別指導塾で気になるポイントとして学費(授業料)をあげられる方も少なくありません。実際、個別指導塾は多くても1講師につき最大でも生徒5名までの少人数で授業を行うため、講師1人につき生徒が占める割合が集団塾よりも極端に少なく、そのため学費も割高料金になりがちです。
個別指導塾も差別化を図り、コスト削減など企業努力により割安料金で受講できる教室も増えてきましたが、極端に授業料が安い場合は指導や学習環境の質が落ちる可能性があるため、体験授業や教室見学を利用して細かく確認することが重要です。
また、大学生や主婦などアルバイトやパートの講師が指導する場合、プロ講師が指導を行う教室よりも授業料は安い傾向にあります。
ただし、上記でも述べた通り料金の安いアルバイトやパート講師だから質が悪いとは限らず、生徒との相性や研修制度など見極めて選ぶことで、学力を大きく伸ばすことは可能です。
興味がある教室は体験授業や相談会に積極的に足を運び、予算の範囲内で効果的な指導が受けられる個別指導塾を探し出すことが大切です。
選び方5.運営方針を比較して選ぶ
個別指導塾はもともと学校の成績アップの補てん的な位置づけとして開校された教室が多いですが、近年は進学実績の高い教室も増えています。したがって、学校の授業対策か受験対策か自分の目的に応じて教室を選ぶほうがより効果的な指導を受けることが可能です。
特に、高校受験、大学受験を目指すのであれば、入試傾向など情報力が重要になります。進学に力を入れた教室の方が、情報量および指導ノウハウ双方にメリットがあるでしょう。
進学実績の多い塾であれば、レベルの高い生徒が多く、講師も正社員など経験豊富なプロが多いので、より高度な指導を提供してもらえます。
一方、学校の成績アップを目指すのであれば、学校の定期テストや使用教材などに熟知している個別指導塾のほうが効率よく学力を伸ばせます。
また、予習・復習など勉強方法から丁寧に指導してもらえるので、勉強が苦手な生徒でも学習習慣を身に付けながら自分のペースで学力を伸ばしていけます。
もちろん、双方の目的を実現させるために指導を行っている教室もありますが、集団塾と同じように力の入れ具合、実績の高さでは教室間で差があります。
入塾を決める前にチェックすべき注意点
中学受験を目指す人
難関と呼ばれる中学受験を挑む人は、進学塾専門の学習塾のほうが向いている場合があります。難関中学の入試は専門の対策が必要であり、個別指導塾のなかにはノウハウや実績が乏しい教室もあります。
もちろん、トーマスやSAPIXなど難関受験に強いことで有名な個別指導塾もありますが、全ての個別指導塾が中学受験に対応しているわけではありません。
難関受験に強い教室から学校授業のサポートを担う教室に至るまで様々な集団指導塾があるように個別指導塾も同じことが言えます。
合格実績などを見れば中学受験に力を入れているかは一目瞭然ですが、実績の高さから見ると集団指導塾のほうが充実しているようです。
ただし、弱点科目の克服には個別指導はやはり効果的であり、集団塾と併用している生徒はたくさんいるので、上手に使い分けると良いでしょう。
マイペースな学習はときにはデメリットにも
個別指導塾は、自分だけのカリキュラムに沿ってマイペースに学習できるメリットがありますが、これがデメリットになるケースもあります。分かりやすく指導してもらうのは良いことですが、丁寧なだけ学ぶスピードは遅くになってしまいます。
トレーニングと同じように少し自分に負荷をかかるくらいの指導のほうが成績は伸びていくので、優しいだけでなく時には厳しく指導してくれる個別指導塾のほうが成績は確実に伸ばしていけます。
マンツーマン指導が絶対良いとは限らない?
個別指導塾は、生徒1人に講師1月つくマンツーマン指導だけでなく、1対2や1対3、巡回型など様々な指導形態があります。マンツーマン指導はつきっきりで教えてもらえるため常に質問や相談することが可能ですが、授業料はその分割高料金になりがちです。
また、個別指導塾は常に隣に先生がいるので緊張して集中できないという生徒もなかにはいます。
そんな生徒には、1人の生徒が指導を受けている間もう1人は問題演習を行うといった1対2の個別指導を受けると良いでしょう。
適度に講師と距離が置けるうえに、演習中は一人で問題に取り組むため講師が他の生徒を指導していても何の支障もありません。
1対1より1対2の個別指導塾のほうが授業料も安いので料金を抑えられるという経済的なメリットもあります。
個別指導型の学習塾はどんな人におすすめ?
クラブ活動で忙しい生徒におすすめ
個別指導は、日々部活が忙しくて集団授業だとなかなか時間の都合が合わない生徒におすすめです。最近は、甲子園や高校サッカー選手権などの高体連の有名な全国大会にも、県内有数の進学校が出場していたり、高学歴のアスリートがいたりと、何かと文武両道が大切だと言われています。
そのため、強豪校で部活動をしている生徒の中にも進学を目指し、部活だけでな勉強も頑張っている生徒も多くいます。
しかし、文武両道の目標通り勉強を頑張りたい気持ちはあるものの、毎日練習が終わって帰宅した時にはもうすでにクタクタ、土日も部活で1日潰れてしまうなど、十分に勉強できないという生徒が大多数いるのが現状です。
そんな部活動生にオススメなのが、個別指導塾です。
部活動生は、集団授業だと時間の都合が合わないことが多いです。家庭教師という選択肢もありますが、家庭教師は家で指導を受けるので、疲れた状態で臨むとつい怠けがちになってしまいます。
その点、個別指導塾だと自分にあった時間割でカリキュラムを組むことが可能。また、部活後もうあと一踏ん張りして個別指導塾に通う場合も、周りに他の生徒がいるためきつい中でも怠けずに勉強することができます。
自分のペースを維持したい人におすすめ
2つ目は、自分のペースで学習を進めていきたい人です。集団授業の塾に通っていると、それぞれのレベルに応じたクラスに配属され授業を受けるものの、それでもやはり授業の進度が早すぎたり、遅すぎたり、何かと自分に合わないと感じる人もいるでしょう。
また、集団授業でも積極的に発言できる人はいいですが、そうでない人は分からないことを聞けない人も多いはずです。
そんな人にも、自分のペースを守って勉強できる個別指導塾がオススメです。
個別指導塾の特徴は、生徒と先生の距離感が非常に近いため、分からないことは気軽に質問することができる点。
また、自分の学習進捗に合ったカリキュラムで指導が進むので、学習に追いつけない・進度が遅すぎて緩んでしまうということもありません。
集団授業に通っている生徒でも、さらなる負荷をかけたい生徒が個別指導塾を利用するのもオススメです。
勉強のやり方が分からない人におすすめ
学習塾を利用する生徒の中には、勉強が苦手で授業でのノートの取り方から予習・復習の方法が分からない人もいると思います。そんな人は、集団塾のようにどんどん講師のペースで授業が進んでいくスタイルより、生徒の進捗に合わせて指導を行ってくれる個別指導塾のほうがオススメです。
個別指導塾の中には自立学習に力を入れている教室が多く、効果的な学習ができるよう正しい勉強法を1から教えてもらうことができます。
勉強のやり方が分かっていないと、どんなに勉強時間を割いても非効率であり思うように成績が伸びません。
勉強法を学ぶことで成績を効率よく伸ばすことができるので、その結果、勉強意欲が湧いて今まで以上に勉強に取り組むといった好循環を生み出すことが可能です。
入塾までの流れ
Step1:候補を探す
実際に個別指導塾に入塾するする際の流れですが、まずはどのようなタイプの個別指導塾が通塾可能エリアにあるのかインターネットを使って検索していきます。
一口に個別指導塾といっても授業スタイルも異なれば、特徴や強みも異なってくるため、いきなり1校に絞ってしまわず複数の候補をピックアップし、比較していきます。
Step2:資料請求
気になる個別指導塾があれば、まずは資料請求を行い、各教室の大まかな費用や予算感、特徴などを把握して大体のイメージを掴みます。
資料請求を行い興味を持った個別指導塾には体験授業や学習相談会を申し込んで実際に足を運んで自分も目で情報の信憑性を確認していきます。
Step3:体験授業・学習相談会
体験授業は、入塾後も必ず担当した講師が入塾後も指導してくれるとは限らず、授業内容も1回程度の体験では詳しく知ることができません。
ここでは、大まかでも良いので自分と相性が良いかを確認できればそれだけで十分です。
また、学習相談会は、進路や勉強の相談だけでなく、教室や施設等の見学から授業料の見積まで実施してくれるので、資料や公式サイトで記載されている通りの指導環境が整っているか、料金は妥当であるかを一つずつチェックして見極めていきましょう。
学習塾の体験授業や学習相談会に複数校出席し比較することで、理想の教室が自ずと見えてくるはずです。
Step4:入塾テスト・学力診断テスト
入塾を決めると、個別指導塾によっては入塾テストを課している教室も少なくありません。
これは、集団塾のように合否を決めるものではなく、現在の学力や学習状況を見極めるための学力診断テストとして取り入れているケースが多いようです。
ただし、入塾テストで好成績を収めれば、学費が免除されたり、割引されたりする教室もあるため、その場合はぜひ良い成績を収められるよう事前にしっかりと準備を行いましょう。
Step5:入塾
最後に入塾の申込を行い、授業料や入会金などの料金を納めて手続きは完了となります。
なお、個別指導塾は月謝制を採用しているケースが比較的多いので、一度にまとまったお金を用意する必要がありません。通う期間に見合った授業料を払えばいいので、経済的負担も少なく魅力的です。
入塾後も講師の指名変更などが可能な個別指導塾もあるので、合わないと思ったら積極的に変更を行いましょう。
相性の良い講師から指導を受けて、少しでもモチベーション高く勉強できる環境にしていくことが重要です。